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記事IDB199804_003
作品種別農村文化運動
特集タイトル循環系の社会――ローカルな技術と思想の深みから
上位サブタイトル
連載タイトル
記事タイトル第2講 「場所」について考える
下位サブタイトル
年・月1998年04月号
開始ページ19
執筆者内山節
執筆者所属哲学者
取材対象
地域1
地域2
現地域
見出し●1 ジャンボタニシとカブトエビ◎〈ジャンボタニシとカブトエビによる除草〉という農民の創造的技術◎その「場所」ならでは成立するローカル技術のすばらしさ●2 ローカルな学問、普遍的な学問◎「普遍的」な技術や思想とローカルな技術・思想との評価を逆転させる◎学校で教える普遍的学問が過疎化を促進した◎地域の文化やおばあさんの知恵の評価も、深い思想・深い技術といった次元から●3 近代思想のローカル性◎ヨーロッパのローカル思想を普遍的な思想と誤解◎普遍的思想などもともと成立しえない●4 拡大系の社会と循環系の社会◎近代におきた空間的普遍性と時間的普遍性の位置の逆転◎「場所」のない拡大系の社会として成立した近代社会◎拡大系の社会がもたらした矛盾と循環系の思想の再構築●5 世界はひとつか◎経済と違って人間の存在は「場所」から離れられない◎共通の精神や風土をもつ「地域」が根源――非ヨーロッパ的であることは「アジア的」「日本的」を意味しない●6 「場所」をめぐるふたつのあり方◎ローカルな「場所」を単位に循環系の社会を築く◎「地域」とは何かを、関係の安定という視点から考える◎産直をはじめとする「関係としての場所」で新しい文化の創造を●7 無事な「場所」を考える◎「場所」の重層性のうえに循環系の社会を展望する◎日本の農民は明治以降苦しくなった◎ともに無事に生きていく――循環系の思想を生産者・消費者で共有
キャプション
記事区分
親記事/かこみ
作目
備考/キーワード
ページ数(ポイント数)15