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記事IDB200010_002
作品種別農村文化運動
特集タイトル農都両棲の時代を拓く
上位サブタイトル
連載タイトル
記事タイトル第一講 二十一世紀について考える
下位サブタイトル
年・月2000年10月号
開始ページ3
執筆者内山節
執筆者所属哲学者
取材対象
地域1
地域2
現地域
見出し●1 はじめに――二十一世紀を考える視点●2 「変革のプログラム」か「何を残すのかというプログラム」か●3 百年後の社会のために何を残すのか○(1)いつの時代でも人間たちは自然の恵みを受けながら暮らしていた○(2)いつの時代にも農業を中心とする一次産業が存在していた○(3)内容は変わっても、手仕事の世界はいつでも成立してきた○(4)いつの時代にも暮らしをつくる労働は存在していた○(5)いつの時代でも、人間は何らかの共同性をもちながら生きていた◎重なりあい補いあうローカルコミュニティとテーマコミュニティ●4 二十一世紀への想像力●5 未来へのヒントは過去の読み直しのなかにある◎数値化された目標の追求が人間の全体性を損なう◎現在の問題意識で過去を読み直す●6 長く持続してきたものを信頼する◎近代国家・近代的市場経済・近代技術は信頼するに足るか◎7 不確かなもののなかで暮らす人間たちが必要とする想像力◎ヨーロッパにみる近代国家が変容する可能性◎風土――時間の蓄積が生み出したその確かさと多層構造●8 風土、文化、文明◎世界に一八〇種類ある「文化」「文明」の定義◎近代国民国家の成立に必要とされた「文化」と「文明」◎「文明」と「文化」の使い分けが優越感を支えた●9 歴史を貫く思想と近代的な思想の違い――「深める」と「進歩」の違いをとおして◎「深める」「極める」に近代以前の人々は価値をみいだしていた◎教育問題の根底にあるもの――「進歩」がわからなくした子どもの世界●10 過去を捨てていく社会と近代的な市場経済◎「生物学的進化」と「時代の進歩」を成立させた視点◎近代の精神態度を一般化させた近代市場経済●11 物語の継承性が失われた時代における人間たちの不安◎人生にさまざまの物語を見つけだす力の喪失●12 生命の非合理性と物語の役割◎履歴書の人生と物語の人生◎死者の供養という共同体の物語●13 合理性の世界と非合理性の世界のバランスについて◎システム化に有効な科学・技術の発想◎システム化の限界に気づかなかった近代という時代◎合理的理解と深い理解●14 「時=刻」の世界と物語の世界について◎かつて人々は「時間」ではなく「時」を生きていた◎「時の蓄積」「物語の蓄積」とともに生きるということ●15 物語と歴史の関係について◎歴史はつねに後世の解釈による叙述◎歴史叙述に対する幻想を捨て、自分たちの歴史物語を語り継ぐ●16 再び二十一世紀について考える◎物語が生まれる社会の豊かさ
キャプション
記事区分
親記事/かこみ
作目
備考/キーワード
ページ数(ポイント数)23