記事ID | B199804_002 |
作品種別 | 農村文化運動 |
特集タイトル | 循環系の社会――ローカルな技術と思想の深みから |
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記事タイトル | 第1講 農業について考える |
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年・月 | 1998年04月号 |
開始ページ | 3 |
執筆者 | 内山節 |
執筆者所属 | 哲学者 |
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見出し | ●1 半商品について◎私の近況――雑木林の山つきの家に引っ越した◎市場で流通していても、商品の論理だけで規定されていない「半商品」◎芸人の世界も職人の世界も半商品の世界●2 商品の合理性とは●3 転換期の江戸期百姓像◎大きく変わりつつある江戸時代の評価◎閉鎖社会ではなかった江戸時代の農村◎江戸時代の農民は「多職の民」であったがゆえに強かった●4 農民と「半商品」、「半賃労働」◎農工商一体の暮らしと半商品的市場経済◎商家への奉公もまた「半賃金労働」――村人の記録から◎「半商品」「半賃労」であったがゆえに文化があった●5 使用価値と交換価値◎賃労働の論理を超えたものをもって働くことの幸せ◎「使用価値」と「交換価値」は比例しない◎有用性は文化的なもので関係のあり方によって変動する●6 生産者と消費者の関係◎関係的価値であり文化的価値でもある「使用価値」◎「人権」概念の背後にある固有価値的発想◎関係性から人間や自然の価値を考える◎「交換価値」も実は関係性の上に成立●7 商品から半商品へ◎消費者はなぜ輸入米に飛びつかないのか◎「半商品」の世界が成立する“産直”◎関係が「主体」をつくる●8 農業の可能性◎産直も大規模化して「半商品」による共同世界を失うと、ゆきづまる◎農業が農業であるための規模の限界◎農村がもつ二つの生活圏のバランスを取り返す◎農家と消費者との関係性で市場経済の空洞化を |
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親記事/かこみ | |
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ページ数(ポイント数) | 16 |
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