記事ID | S200611_026 |
作品種別 | 食農教育 |
特集タイトル | |
上位サブタイトル | カラー口絵 |
連載タイトル | 郷童《さとわらべ》 ふるさとに育つ子どもたち(4) |
記事タイトル | 東京の小学校のなかにハス田を復活 |
下位サブタイトル | 郷童《さとわらべ》 ふるさとに育つ子どもたち(4) |
年・月 | 2006年11月号 |
開始ページ | 85 |
執筆者 | 写真・文 岡本 央 |
執筆者所属 | |
取材対象 | 東京・江戸川区立二之江第二小学校 |
地域1 | 東京都 |
地域2 | |
現地域 | |
見出し | |
キャプション | 二之江第二小学校(渡邉和美校長)の校歌には「輝くみどり 水面に映えて 白くふくらむ はすの花」と、うたわれている。かつて江戸川区はレンコンの大生産地で、現在学校が建つ場所もハス田と金魚の養殖池が一面に広がっていたという。区内からすっかりハス田が消え、ハスの花を見たこともない子どもたちのために、6年前、学校と地域の人たちがいっしょになって、校舎の裏側に50平方メートルのハス田をつくった。/4月。水を張った泥んこの田んぼにレンコンを作付けする。指導してくれるのは「蓮田愛育会」の人たち。「レンコンの芽を折らないように。植えた場所は踏まないように」。泥に足を取られながら、3年生の子どもたちが30本のレンコンを植えた。/7月。ハスは子どもたちの背丈以上に伸び、花も咲いた。花が開くのは早朝。夏休みに入った子どもたちが訪れて、自由観察にいそしんだ。「花は少しぬるぬるする。匂いをかいだら病院に行ったときの匂いと似ていた」/「葉っぱが大きくてゾウの耳みたい」「葉っぱについた朝露の水滴がきれい」/11月。収穫の季節。植えた数の何倍ものレンコンが土の中で育った。/土が固く、しかも深いところに埋まっているので、数人で協力して掘り出す。/計80キロを収穫した。/収穫したレンコンは、お母さんたちと子どもたちでいっしょに料理して食べる。「蓮田愛育会」の中里治男さんは、「土、水、空気、太陽の恵みによってレンコンは育つんですよ。この体験を通して、子どもたちには自然のありがたみを感じとってもらえたらうれしいですね」と語る。 |
記事区分 | |
親記事/かこみ | |
作目 | |
備考/キーワード | S200611_026 |
ページ数(ポイント数) | 4 |
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