記事の概要

テキストを見る


もどる
記事IDg331009z
作品種別防除総覧
診断編
第1巻
書名/作目名等普通作物
サブタイトルイネ科>害虫
記事タイトルイネ イネドロオイムシ(イネクビボソハムシ)
2018年
追録号追録49号
開始ページ71
執筆者田村 市太郎\城所 隆
執筆者所属元農水省北陸農業試験場\元宮城県古川農業試験場
地域1
地域2
現地域
地域コード
見出し
キャプション成虫:体長約5mm,雌(右)は雄(左)よりやや大きい。
卵塊と成虫の食痕:卵は長さ約0.8mm,10粒前後の塊で産みつけられ,産卵直後は黄色い(右上)が,まもなく黒化する。白いスジが成虫の食痕。
幼虫と食痕:糞を背負った老齢幼虫と不整形の食痕。
幼虫:虫糞を背負っているので,泥の塊のように見える。
幼虫に食害されたイネ株:葉身の片側の表皮を食い残し,幅広で断続した白斑となる。
幼虫と繭(左下):老熟幼虫は背負っていた糞を脱ぎ捨て,泡状の物質を口から出して繭をつくり,中で蛹化する。
食害された水田:初め白っぽかったが,やや経過して褐変。奥の水路のヨシ群落(越冬場所)に近いほど食害が激しい。
新成虫による食害:多発した幼虫を防除しないと,羽化した新成虫に葉が著しく食害され,葉脈に沿って裂ける。食害がないのはヒエ。
本田初・中期害虫の食痕
作目
ページ数(ポイント数)8