『農業技術大系』畜産編 第3巻 技+104の10~技+104の16(ページ数:7)

肉牛>基本技術編>育成>II 哺育

子牛の下痢対策

開始ページ: 技+104の10

執筆者: 高田実郎

執筆者所属: 長野県売木村役場

備 考: 執筆年 1996年

記事ID: c15303zz

見出し

  (1) 子牛の下痢の原因・誘因は4つ ・・・〔1〕
  (2) 母牛への飼料の適正給与
  (3) 寄生虫の駆除 ・・・〔2〕
  (4) 感染抵抗性の獲得 ・・・〔3〕
   (1)早期の初乳給与(第5図)
   (2)給与する初乳の条件 ・・・〔4〕
  (5) 薬剤,栄養剤の応用 ・・・〔5〕
   (1)補液療法を必ず行なう
   (2)子牛の補液は静脈注射が効果的 ・・・〔6〕
   (3)補液療法で全頭治癒した例
  (6) 下痢対策5つのポイント ・・・〔7〕

キャプション

第1表 子牛下痢症の発病原因・誘因とその対策
   キーワード:病原微生物の感染防止\感染抵抗性の獲得\ストレス要因の回避\不適飼料の除去\薬剤・栄養剤の応用
第2表 繁殖和牛子牛における下痢の発病原因・誘因とその対策
   キーワード:飼料の適正給与\寄生虫の駆除\感染抵抗性(免疫力)の獲得\薬剤・栄養剤の応用
第1図 母牛に対するえさの与え方
   キーワード:維持飼料\妊娠飼料\授乳飼料
第2図 月別にみた胎児の発育状況
第3図 牛と豚の相対的成長速度
第4図 肝てつ症による栄養障害の発生のしくみ
   キーワード:肝機能障害\削痩\貧血\発育障害\浮腫\泌乳障害\異常乳\下痢\繁殖障害\代謝障害
第5図 生後30分ぐらいで(冷凍)初乳を飲む。このあとすぐに母乳に吸いつく
第6図 子牛が初乳を吸収できる時間はおよそ24時間
   キーワード:IgM\IgA\IgG
第3表 肉牛における年齢別および品種別の初回哺乳前の初乳中のIg濃度
   キーワード:黒毛和種\日本短角\IgG1\IgG2\IgM\IgA
第7図 子牛に免疫力をつけるには生後4時間以内に初乳を飲ませることが大切
第8図 初乳給与が早いほど下痢は少ない
第9図 初乳は1~1.5ιは飲ませたい
第4表 繁殖和牛子牛における早期初乳給与法の効果
第5表 子牛下痢症の原因別分類表
   キーワード:ウイルス性下痢症\細菌性下痢症\寄生虫性下痢症\消化不良性下痢症\胃(潰瘍)性下痢症\神経性下痢症
第6表 子牛の下痢症にみられる脱水の程度と臨床所見
第10図 初乳成分の推移(ホルスタイン雌牛22頭の平均)
   キーワード:蛋白\免疫グロブリン\脂肪\乳糖
第7表 平成4~5年度月別重症下痢症の治療回数と補液量
第11図 補液療法で静脈注射をしているところ(田村牧場)
第12図 平成4~5年度月別分娩(子牛)頭数と重症下痢症発生頭数

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