『農業技術大系』畜産編 第2-2巻 北海道・新得共働学舎+1~北海道・新得共働学舎+18(ページ数:18)

乳牛>実際家の技術と経営

成牛42頭・育成24頭,ブラウンスイス種・チーズ加工 ○ブラウンスイス導入でフェルミエタイプ(農場産)チーズの製造・販売 ○床と微生物の活用で,牛の生理活性を高め健康と乳質の改善 ○発酵床フリーバーンで無臭と省力・牛のストレス防止,良質堆肥の確保 北海道上川郡新得町 新得共働学舎(宮嶋望)

開始ページ: 北海道・新得共働学舎+1

執筆者: 宮嶋望

執筆者所属: 新得共働学舎

備 考: 執筆年 1996年

記事ID: c15207zz

見出し

〈地域の経営と概要〉 ・・・〔1〕
 1.地域の特徴
 2.経営のあゆみ ・・・〔2〕
   (1)昭和53年に開設
   (2)チーズ研究の開始とブラウンスイスの導入
   (3)チーズ工房の建設と販売の本格化
 3.経営の概要
 4.牛群の構成 ・・・〔3〕
〈施設と管理システム〉
 1.低コストでスムーズな有機物循環システムの導入
 2.微生物コントロールの考え方と仕組み ・・・〔6〕
   (1)牛舎内を“生きた場””にして有効菌を生かす
   (2)炭の埋没で牛舎内エネルギー循環を高める ・・・〔7〕
   (3)土壌菌の投与で体内菌を増殖 ・・・〔8〕
   (4)発酵床で無臭牛舎を実現 ・・・〔10〕
 3.排水処理と飼養管理の改善が課題
   (1)排水処理の改善
   (2)デントコーンサイレージの質の改善
   (3)安定した放牧管理 ・・・〔11〕
   (4)施設の効率的な配置
〈年間の生乳生産と課題〉 ・・・〔12〕
 1.年間の生乳生産
 2.季節生産と管理の課題
〈搾乳牛の飼養管理〉
 1.目標はチーズ製造のための乳質改善
 2.搾乳牛の管理 ・・・〔13〕
 3.育成牛の管理
 4.粗飼料の質の改善が課題 ・・・〔14〕
〈チーズ製造〉
 1.小規模少量生産で生きるフェルミエタイプチーズ ・・・〔15〕
 2.共働学舎のチーズ製造 ・・・〔17〕
   (1)施設と器具
   (2)生産と販売

キャプション

経営の概要
第1図 新得共働学舎のメンバー
第1表 経営の収支
第2図 施設配置
第3図‐(1)酪農施設の配置(平面図)
第3図‐(2)酪農施設の配置図(南立面図)
第4図 酪農生産施設(1)施設の全景(2)マンサード型の木造牛舎(3)フリーバーン牛床(4)連動スタンチョン(5)ミルキングパーラー(6)円形ホールディング(7)汚水処理施設,再利用システム
第2表 腸内菌叢と宿主の関係
第5図 牛舎の構造(断面図)
第6図 踏込み式発酵牛床と埋没した炭
第7図 炭の埋没工事
第8図 透明フィルム屋根
第9図 放牧中のブラウンスイス
第3表 ブラウンスイスとホルスタインの乳量,乳質
   キーワード:F\P\SNF\体細胞
第10図 ブラウンスイスとホルスタインの乳量・乳質の年間の推移(平成7年度)
   キーワード:無脂固形分\SNF\タンパク質\CP\脂肪\F
第4表 バルク乳(ブラウンスイス・ホルスタイン合乳)の乳量・乳質(平成7年度)
第5表 年平均の乳量と乳質(平成7年度)
第6表 淘汰牛の構成
第11図 体細胞数の変化
第12図 1日の飼育管理作業
第7表 搾乳牛1日当たり飼料給与量
   キーワード:アースジェネター
第8表 粗飼料の質(粗飼料分析結果)
   キーワード:デントコーン\1番バックサイレージ
第9表 共働学舎でつくっているナチュラルチーズ
第13図 フランスAOCチーズとANAOF前会長,ジャン・ヒュベール氏
第14図 共働学舎新得農場の製品
第15図 カチョカバロを持つ筆者

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