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記事IDS200801_022
作品種別食農教育
特集タイトル
上位サブタイトルカラー口絵
連載タイトル郷童《さとわらべ》 ふるさとに育つ子どもたち(11)
記事タイトルサトウキビを搾って黒糖づくり
下位サブタイトル
年・月2008年01月号
開始ページ69
執筆者写真・文 岡本央
執筆者所属
取材対象沖縄・浦添市立浦城小学校
地域1沖縄県
地域2
現地域
見出し
キャプション浦城小学校(大城和宏校長)の4年生189人が、4月に植えたサトウキビを収穫して黒糖づくりに挑戦した。煮詰めている最中、水あめ状になった黒糖がおいしくて、何度も試食を繰り返す/学校でつくった回転式手動搾り機でサトウキビを搾る。歯車を2人で回し、その間にキビを押しこみ、反対側から引っ張り出しながら汁を搾る/搾り汁からゴミを取り除くために布で漉す/温まってきたところで石灰を入れる。石灰は不純物を取り除き、凝固させる働きをする。指導にあたるのは沖縄県黒砂糖工業会の宇良勇さん/子どもたちは交替しながら、編みしゃもじを使ってていねいにアクをすくっていく/2時間ほど煮詰めると水分がなくなり、水あめ状になる。焦げつかないように慎重にかき回す/別の鍋に移しかえ、棒でかき回して空気を入れながら冷やしていく/ホウロウ製容器に入れ、固まったら黒糖を切り分ける/キビを「搾る」ところから、「漉す」「煮る」「固める」まで約4時間。独特の香りと素朴な味わいを持つ黒糖ができあがった
記事区分
親記事/かこみ
作目
備考/キーワードS200801_022
ページ数(ポイント数)4