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記事IDg3004290
作品種別防除総覧
診断編
第3-1巻
書名/作目名等野菜(葉茎菜)
サブタイトルアブラナ科>害虫
記事タイトルアブラナ科 コナガ
2016年
追録号追録47号
開始ページ17
執筆者北林 聡
執筆者所属長野県野菜花き試験場
地域1
地域2
現地域
地域コード
見出し
キャプションキャベツ苗(無防除)の被害:外敵に襲われると糸を吐いてぶら下がる。
葉の被害:葉裏から葉肉を食害するが,表皮は残す。
4齢(終齢)幼虫:体長約7mm。まもなく蛹化する。
幼虫:キャベツでは結球前の中心葉に好んで隠れ,新芽を食害する。数匹が潜むことがあり,被害を受けると腋芽が発生し結球に至らないことがある。
成虫:体長約10mm。活発に活動する細長く小さな蛾で,背に菱形の斑紋をもつ。静止時は触角を前に出す。
成虫の交尾(飼育個体):雄は雌の出すフェロモンにより雌を探索し交尾する。
蛹:葉裏に,体の見える薄い繭をつくり,蛹化する。
天敵の寄生:コナガサムライコマユバチによる寄生。
天敵のコナガサムライコマユバチ:単寄生で,1つの繭から1匹の蜂が発生する。
天敵の多寄生蜂に寄生された蛹の殻:蛹化後,内部は多数の蜂に食い尽くされる。
蛹から発生した多寄生蜂:1つの繭から多数の蜂が発生する。
作目
ページ数(ポイント数)5