『農業技術大系』畜産編 第1巻 家畜と人間+93~家畜と人間+102(ページ数:10)

畜産基本編>家畜と人間の関係>先進的取組み事例>害獣イノシシを町の特産物(山くじら)に変身させて,町の元気に結びつける 島根県邑智郡美郷町

害獣イノシシを町の特産物(山くじら)に変身させて,町の元気に結びつける ○害獣イノシシを資源化した食からの地域おこし ○駆除班を猟友会から切り離して農業者主体の組織に再編 ○夏場のイノシシを,生かしたまま処理施設で解体処理することで臭みのない精肉に 島根県邑智郡美郷町

開始ページ: 家畜と人間+93

執筆者: 安田亮

執筆者所属: 島根県美郷町役場

備 考: 執筆年 2008年

記事ID: c271005z

見出し

〈山くじらの郷の概要〉 ・・・〔1〕
〈取組みの経緯〉 ・・・〔2〕
 1.イノシシの被害と駆除の実態
 2.イノシシによる農産物被害が及ぼす心理的影響 ・・・〔3〕
〈取組みの実際〉 ・・・〔4〕
 1.害獣駆除の視点を変えて資源と見なす
 2.資源として活かすうえでの駆除の大転換-山くじらの地産地生 ・・・〔5〕
   (1)被害対策の改革を断行
   (2)確認・捕獲方法の変更のねらいと効果
   (3)猟友会と農家主体の駆除班の分離 ・・・〔6〕
   (4)「山くじら」(イノシシ)の「地産地生」
 3.山くじら活用プロジェクト
   (1)克服すべき課題
   (2)「おおち山くじら」の誕生 ・・・〔7〕
 4.山くじらから見えてくる地域像と今後
 5.山くじらによる地域個性の創出 ・・・〔8〕
   (1)村人の営みすべてが産業観光スポットに
   (2)小さな町の総合笑社「おおち山くじら倶楽部」 ・・・〔10〕

キャプション

第1図 山くじらの郷での田植え
第2図 囲いワナで捕獲されたイノシシ
第3図 駆除したイノシシを分けあう集落の人たち
第4図 大型の囲いワナと駆除班員(おおち山くじら生産者組合員)
第5図 箱ワナ(左)。捕獲したイノシシを運ぶための搬送箱(右)と運搬車(手前)
第6図 運搬車でイノシシを生体搬送するおおち山くじら生産者組合員
第7図 青空サロンの野菜づくり研修
第8図 山くじらの特産加工品をつくるおおち山くじら倶楽部のメンバー
第9図 青空サロン一座の公演
第10図 山くじら物語

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