『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 北海道 新篠津村+1~北海道 新篠津村+13(ページ数:13)

環境保全型農業の地域展開

微生物と米ぬかのボカシ肥で安全,低コストの限界突破農業 ○泥炭を肥沃な土に変え原野を豊かな農耕地に ○土つくりにこだわり土壌分析,施肥改善,栽培試験 ○有機・特別栽培,微生物利用を通じて村をあげての地域循環をめざす 北海道・新篠津村クリーン農業推進センター

開始ページ: 北海道 新篠津村+1

執筆者: 堀下弘樹

執筆者所属: 新篠津村クリーン農業推進センター

備 考: 執筆年 2004年

記事ID: d158001z

見出し

〈地域の概要〉 ・・・〔1〕
 1.地域の自然的社会的条件
 2.土地利用の歴史と現在 ・・・〔2〕
 3.泥炭土壌の改善
   (1)原野開拓での格闘
   (2)農耕適地への道 ・・・〔3〕
   (3)排水と客土
   (4)泥炭地に適した作物
〈環境保全型農業への取組み〉
 1.背景と契機
 2.主要な組織と活動 ・・・〔4〕
   (1)クリーン農業推進センターの役割
    土壌マップの作成
    代かき水の分析
   (2)クリーン農業推進協議会 ・・・〔5〕
   (3)有効微生物群(EM)栽培研究会
   (4)有機生産協議会,野菜生産組合
   (5)JA青年部の土壌分析と施肥設計
   (6)子供たちと有機農業のふれあい ・・・〔6〕
〈取組みの実際と技術〉
 1.土壌診断と施肥への反映
 2.有効微生物群(EM)の利用と技術 ・・・〔7〕
   (1)有効微生物群(EM)の効果
   (2)ボカシ肥料づくり ・・・〔8〕
   (3)EMの拡大活性液づくり ・・・〔9〕
   (4)使用方法と成果
   (5)廃棄物の再活用 ・・・〔10〕
   (6)病害虫防除
   (7)EMの評価
 3.泥炭土壌と微生物は大きな力 ・・・〔12〕
 4.販売・流通チャンネルの拡大と地域への展開
   (1)動き出した販売への取組み
   (2)環境・農業と福祉を結ぶ ・・・〔13〕

キャプション

環境保全型農業への取組みの概要
第1表 新篠津村の経営耕地規模別農家戸数
第2表 EM利用による代かき水の水質分析結果
第1図 新篠津村クリーン農業推進協議会の組織図
第2図 クリーン農業推進センター
第3図 EM栽培研究会
第4図 タマネギの有機JAS認定圃場
第5図 有機栽培を体験する小学生(草取り風景)
第3表 土壌分析値から見た水稲への窒素施肥の目安
第4表 EMとは
第6図 元堆肥工場を利用したボカシ製造施設
第7図 混合したボカシを各自の倉庫へ運び発酵させる
第8図 ボカシ製造機械
第9図 EM拡大活性液製造機
第5表 ボカシ肥・活性液の材料と製造経費
第10図 有機栽培にEMを利用した圃場(左)と慣行有機栽培の圃場(右)
第6表 EM栽培イネの収量調査
第11図 EMによるジャガイモそうか病の抑制。左:慣行区,右:EM施用試験区
第12図 EMによりタマネギはL率が増え,高品質・高収量となった
第13図 スイートコーンでの効果。左:慣行区,右:EM施用試験区
第14図 キャベツは二次生長が発生,生命力が強い
第7表 新篠津村での主な作物のEM栽培試験結果
   キーワード:スイートコーン/水稲/タマネギ
第8表 EM施用と農家圃場の分析値の変化

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