『現代農業』1990年7月号 250ページ~256ページ(ページ数:7)

タイトル

倒さず低コストへの字イネのつくり方  への字追肥は出穂60日~40日の間に

穂肥は地力と相談する

執筆者・取材対象: 編集部井原豊

地域: 兵庫県太子町

見出し

●イネの育ちがへの字なら肥料のやり方はどうでもよい●まず親茎を太らせ、次にへの字追肥で太分けつを確保◎下位分けつは弊害が多い◎分けつをとるのは親が太るまで待つ●追肥適期は出穂前60~40日、人の都合で肥がふれる◎分けつ過剰、茎数不足にならない追肥適期がある◎追肥時期の決め方の実際○寒地、暖地の早期、早植えのばあい○暖地、晩植えのばあい●追肥の量は経験を積んでイネと相談◎コシ低コスト8俵どりならチッソ総量は2~5kg◎施肥量のつかみ方●穂肥をふるかどうかはイネでなく田んぼと相談◎ふりたい穂肥はチョット待て◎穂肥判断はイネの顔色より田んぼの地力で●への字による安定多収は地力を高めることが大前提◎への字に取組んだら多収のあと収穫漸減◎への字イネの強い根が地力を消耗させる◎化成では補えない田んぼの地力

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