プロフィール

伝承を受け継ぐ俺の和紙 [作品を見る] [前のページへ

出展:第5回作品集(平成18年度)

森の名手・名人:今利一郎(紙漉き職人)

職種:

名人の住む地域:山形県西置賜郡白鷹町

聞き書き:伊藤寿範

学校名:山形県立小国高等学校1年

ページ数:4

プロフィール:1933年(昭和8)生まれ。代々、和紙づくりを行う家系に育ち、冬場に農家の副業として行われてきた深山和紙(みやまわし)の伝統を受け継ぐ。深山和紙は、400年以上の歴史を持ち、かつては上杉藩の御用紙として用いられてきた。名人は、原料のコウゾの栽培から紙漉きに至るまで、すべての工程を手作業で行っている。良い紙を漉くには、良い原料ときれいな水、さらに盆地状の地形が重要だという。盆地に吹く暖かい風は、漉いた紙を「天日干し」するのに適しているからだ。現在は、深山手漉和紙技術保存会の代表として、和紙の普及や後継者の育成にも取り組んでいる。

備考:


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