プロフィール
出展:第5回作品集(平成18年度)
森の名手・名人:野元八千代(紙漉き職人)
職種:紙
名人の住む地域:鹿児島県薩摩郡さつま町
聞き書き:立山恭平
学校名:鹿児島県立伊佐農林高等学校2年
ページ数:6
プロフィール:1927年(昭和2)生まれ。祖父の代にはじまり、現在は長男夫婦と共に漉く「鶴田和紙」は、かつて薩摩の下級武士が行った紙漉きの伝統を受け継いでいる。原料は、畑の畦などで栽培するカジ。紙漉きには、このカジの皮からとった繊維と、トロロアオイの粘液を用いるが、水温が高いとトロロアオイの粘りが消えるため、紙漉きは冬場が適しているという。漉き上がった和紙は、手揉み茶をつくる際の茶取り紙や障子紙、書道紙などに用いられる。
備考: